人間関係 仕事

この一言で尊敬される上司になれる!6選

お仕事をしていると出世をして部下を持つという立場になることもあるでしょう。
そうなった時にパワハラを働くクソ上司になるよりは尊敬される上司になりたいですよね

僕自身は経営者でありますが会社員の時でも部下を持ったことがありました。
その時にはみんなよく慕ってくれていたと思います。

そんな経験を踏まえて、こういう発言をしていると尊敬される上司になれるという方法をご紹介します。

①「私が責任をとる」

こんな発言ドラマでしか聞いたことない
まさか自分が言うことになる日が来る なんて思ったものです。

そりゃ誰だって攻められたくないし責任なんてとりたくないですよね。
でもそこで逃げて部下に責任を押し付けてたら上司なんて存在価値が無いんですよね。

例えば、僕の場合ですが

客先からのクレームがありまして。
その対応方法を部下に説明した上でお願いしたんです。
「何かあったら責任はとるから」と言ってね。

客先の怒りはなかなかのものでして、一向に収まる気配を見せませんでした。
なので僕が出向いて謝罪、説明、再発防止といろいろやって収めることが出来たわけです。
部下からは随分と謝られましたが、これが仕事だからねーさらっと流して負い目を感じないように努めました。

ちゃんと責任を取ってくれる上司がいるから部下は思いっきり働ける。
でもこの人に謝らせるようなことはしたくないって思うから仕事のクオリティを上げようとする。


といういい循環が生まれます。
この発言と実行によって自分にとってもいい結果が返ってくるんですね。

②「後は任せろ」

例えばチーム全体で仕事が大変な時。
なかなか終わらずに随分と遅い時間になってしまったとします。

そんな時に「もう遅いし、後はやっておくので帰りなさい」と言ってあげられたら部下としてもほっとしますよね。
終わるまで当然のように残業しろ、という無言の圧力が全体に広がっている状態ってのはあるんです。

上司の立場としても確かにもっと残っててほしいという願望もあるもんですからそこに甘えてしまうんです。
何も言わないということはそれを無言で強要しているのと一緒です。
それでは部下の信頼は減っていきます。

ただ「後は任せて帰りなさい」言っても引け目を感じて帰らないという人もかなりいるんですね。
なので、「ここで無理して体調を崩したら結果的に後が大変になるから」というように理由を添えてあげると
素直に従ってくれます。

こういう気遣いが部下にとっても救いになって尊敬してくれるんですね。

③「これお願いしてもいい?」

上司である以上、部下に何か仕事を割り振りするのは当然のことです。

そこで「これ頼むわ」「これやっといて」のような言い方だと投げやりな感じがして
言われたほうはあまりいい気分ではありません。
では「お願いしていい?」という言い方だったら?

そりゃ部下からしたらどんな言われ方であっても業務命令である以上、断るということは基本的に出来ないのはわかっています。
でもこういう言い方だと「頼られている!」という印象を持ってもらえて「よしやるぞ!」という気分にさせてくれるんですね。

ほんの一言、言い方を変えるだけでクオリティの高い仕事につなげることが出来るんですね。

④「何度でも聞いて」

新入社員や異動して間もない人だと業務がわからないから聞いても一回で理解できないことも多いんですね。
ですが2回同じことを聞いたら「それ説明したよね?」とかいう露骨な嫌味を言う人間もいます。

部下としては一度聞いて理解したつもりでも、進めているとわからない点って出てくるんですね。
でもそういう上司だと、「また同じことを聞いてると言われそう・・」とか「なんで最初に聞かないんだ!とかとか言われそう・・」
とか考えちゃうんです。

そうやって萎縮してしまってどんどん聞きにくくなって、わからないまま仕事を進めて
そのうち大きなミスをやらかすことになるんですね。

そうならないように「何回でも同じこと聞いてくれたらいいから!」と言うと部下もとても気が楽になります。
僕もよくそれは言ってました。

さらに「こんなん一回だけ聞いてわかるほうが難しいんだから!」という言葉もプラスすることで
部下としてもわからないことは恥ではないという意識も持ってくれるので遠慮なく聞きに来てくれるようになるんですね。

そうすることで仕事を覚えるのも早くなって結果的に自分を助けてくれるようになるんです。

⑤「最初からまとめると」

部下が何か聞きに来たとします。
一生懸命メモを取りながらいろいろと聞いているわけですが、話が長くなってくると
あれ?何が聞きたかったんだっけ?

みたいなことになってしまうこともしばしば。

そういうこともあるので、話が終わったらまず最初からまとめてあげます。
そうやって一通りの知識を得てから、改めて最初から説明するとしっかりと理解することが出来ます。

またメモを取り逃していたり、実は勘違いしていたりというのが防げるわけです。
ただ「最初からまとめると」という発言は部下のほうからは言いにくいんです。

「まだ終わらんのかい!」と思われるんじゃないかと考えてしまうからです。
ですから上司のほうから言ってあげると部下としても安心して聞くことが出来て理解につながります。

⑥「髪切った?」

一気にフランクな感じになりましたが。
何も髪を切ったときだけの話ではなく、ちょっとした変化について尋ねてあげるだけでいいんです。
これで 常に気にかけてもらっている という印象を部下は持ってくれます。

やはり相手も人間ですからね。
作業をするだけのただの機械のように扱われたら、いい気分はしませんよね。
そんなことをしていると信頼を失ってしまいます。

ちょっとした雑談をするだけでお互いの心がほぐれていい信頼関係が築けるんですね。

あんまり干渉しすぎと、それはそれで別のハラスメントになることもあるので
ちょっとした一言ぐらいに留めておきましょう。

なんで自分のほうが偉いのにそこまで部下に気を使わなくちゃいけないんだと思ったあなた。
尊敬されてませんよ。

上司のあなた一人がいたらすべて仕事が回るならそれでもいいでしょう。
ですが現実はそうはいきません。
部下がいなけりゃ仕事は回らない以上、気分良く働いて最高のパフォーマンスを発揮してもらうのは上司としての義務なんです。

何もヘコヘコしろと言っているわけじゃないんです。
ある程度の威厳も持ちつつも、しっかりと気遣いをするというのが大事なんです。
これこそが尊敬されるための秘訣なんですね。

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