誰もが一度は憧れること
それは
「好きなことを仕事にしたい」
です。
つまり好きな事でお金を稼ぎたいということですね。
ですが実際には、多くの人が興味のないことを
仕事としてやっていることでしょう。
お金のためには贅沢を言っていられませんからね。
好きな事を仕事にしたい
というのは、本当に可能なんでしょうか?
それにはいくつかの条件があります。

上位層に入っている
その好きな事をかなり極めている場合です。
そこまでいくと業界的にかなりの評価が得られていると思います。
そうなると
取材をさせてほしい、雑誌の連載をしてくれないか など
というように仕事の依頼がくるはずです。
最初は副業としてやっていたのが、どんどん収入が増えてきたので
そちらを本業にしちゃおうという流れで、仕事にすることになると思います。

ニッチなところを責めている
好きな事を仕事にしたい ということの好きな事って
実はかなりの人数が趣味としてやっている場合が多いんです。
「料理」「ゲーム」「ハンドメイド」等々
こういうものは競合がものすごく多いので仕事として成立させるには
かなりの労力とクオリティ
その上で運の要素も絡んできます。
ですが、かなりニッチな業界であればこの限りではありません。
例えば「全国の爪楊枝の持ち手の溝に詳しい」とか。
(これは極端すぎる例ですが・・・)
趣味としてやっている人が少ない業界であれば
まずそこを極めて上位に位置することも現実的です。
そうなると、そこから仕事が依頼されて
本業にしていく未来も見えてきますね。

本人のキャラクターが強い
お金を稼ぐということは、お金を出してくれる人がいるわけです。
そういう人に「この人ならお金を出したい」と思わせることが重要なんですね。
見た目が個性的、おしゃべりがうまい、動きが面白い
といった本人にしか出せないキャラクター性があると
業界内ではそこまで高いレベルではないとしても
唯一無二の存在になれるんです。
そうなれば地位を確立したようなものなので
仕事としてやっていける可能性も出てきますね。

いずれも一筋縄ではいかないものばかりですね。
好きな事を仕事にする
というのはそれほどハードルが高いものなんです。
好きこそものの上手なれ
という言葉があるように
好きであればいくらでものめり込んで
技術も上がっていくと思います。
そういう意味では仕事にする
という選択肢は間違ってはいないのです。
あとはいかに仕事として成立されるか
つまり生活が安定するほどの収入が得られるか
というのをいかにクリアするかですね。