お金

ブームの起こし方が変わってきた

よく定期的にいろんなブームが起こりますよね。
これは基本的にはテレビなどのメディアが主体で起こっていました。

テレビのスポンサーが自分の商品を売りたいので多額の宣伝費を払い
それをテレビがさも、すでに流行っているかのように持ち上げてブームを作るんです。

ただ現在はインターネットが手軽に使える環境が当然のように手に入ります。

そうなるとテレビを見なくなる人が増えてくるんですね。
テレビは以前のような絶大な影響力が無くなってきているんです。

それでもブームは起こります。
なぜか?
実はブームの起こし方は以前と何も変わっていません。

アプローチが違うだけなのです。

年配の人はテレビを見るから今までの方法でいいのですが
若者はテレビではなくSNSで情報を仕入れる時代です。

インフルエンサーと呼ばれるネット上では影響力のある人がいます。
若者はこういう人の影響をモロに受けます。

マスコミなんかに流されず、自分だけが知っている有名人がオススメしているもの!

これに誇りを持って使おうとするわけです。

ですが実際には、インフルエンサーに企業がお金を払って宣伝してもらうんです。
それにまんまとつられて若者が食いついてくるわけですね。

企業からしてみたらテレビのCMを高いお金をかけて作った上に
放送する枠を莫大な値段がテレビ局から買っていたのが
一般人にちょっとお金を払うだけでいい宣伝効果が得られるんですから
こんなに嬉しいことはないわけです。

テレビのCMの放送頻度を減らして、インフルエンサーに依頼する量が増えたら
広告宣伝費が抑えられますからね。

結局はブームというの、それを売りたい企業があの手この手で
宣伝することで生まれるのがほとんどなんですね。

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