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自己破産しやすい人の特徴5選

近年の物価上昇に加えて平均給与は横ばいか下がっているのが日本の現状です。
コロナの影響もありここ数年はさらに厳しい状況が続いています。
ここ2年の自己破産件数は

2020年 78,104件
2021年 73,457件


とやや減少傾向ではありますが、コロナの影響は徐々に響いてくるのでこれから一転して増加傾向になることが予測されます。

なお自己破産の内訳としては

自然人(いわゆる個人) が9割以上
法人・その他が1割以下となっています。

個人がこんなに多いのかという印象をもつかもしれません。

この内容は、低所得による生活苦、ギャンブル、病気などがあります。
そのため消費者金融からお金を借りてそのまま返せずに自己破産という流れがあるのです。

自己破産にはここまで個人が多いという事実がある以上、自分にも降りかかってくる可能性が大いにあるのです。
そんな自己破産をしやすい状況になりがちな人の特徴をご紹介しましょう。

①見栄っ張り、意地っ張り

自分をよく見せたいというのは誰にでもあります。
ですが行き過ぎると高いブランド品や車といった見た目だけの物に過剰にお金を使ったしまうことになります。

そんなことをして自己破産してみじめな生活になったら本末転倒もいいところとです。

お金を使うのは自分をよく見せるためではなく、自分が本当に欲しいものにだけにするべきです。

②「無料」「お得」「限定」に弱い

タダより高いものはないという言葉があります。
なんで無料なのに高いの?って思うでしょう?

「無料で〇〇差し上げるのでちょっとお話聞いて聞いて頂けませんか?」と言われて話を聞いたら毎月1000円の契約をさせられた。
無料でもらった手前、断りづらくなり不要なものにお金を最低でも1000円使うことになったわけです。

「無料」、「お得」や「限定」は今買わないと損!という心理が働いてお金を使ってしまうんですね。
いずれも目先のことにつられて結果的に使わなくてもいいお金を使っているです。

短期的に判断するのではなく、本当にそれは必要なのか?とまず一回頭の中で疑問を持ちましょう。
そこで本当に必要であるならば値段は適正か考えましょう。

その上で必要なら購入するという流れにしたら無駄な出費が抑えられます。

③親切で疑わない人

親切で人を疑わない人というのは最近の心理学の研究において貧困と深い関係があると言われています。
相手を信じやすく情に流されやすいような人です。

その最も危険なものが借金などの「連帯保証人」です。
借りた本人が逃げた場合には連帯保証人がすべて返さないといけません。
普通の保証人なら、まずは借りた本人に催促しろって言えるのに。

この連帯保証人にさせるべく、泣き落としで迫ってくることだってあります。
でもそこはしっかりと疑いの目を持って悪い奴に騙されないように気を付けるしかありません。

④我慢強い人

お金を借りて返済しないといけない。
我慢強い人は地道に返していけばなんとかなるはず・・・と考えがちです。

間違ってはいません。
ですが体調を崩したら?物価の上昇で返済計画が思ったようにいかなかったら?

先行きが不透明なご時世です。
イレギュラーなことはいくらでも発生します。
こうなる前に借り入れ先を変えるなど、もっと楽になれる方法を探しましょう。

今の状況が正しいとは考えずに、もっとよくなる方法が必ずあるはずです。

⑤真面目で責任感が強い

こういう人は全部自分一人で抱え込んでしまう傾向があります。
確かに負債を抱え込んだ自分の負い目もあるのでしょう。
だから誰にも相談できずに深みにはまっていくんです。

でも専門家はそういう人はを何人も見てきています。
別にあなたをみて「うわー・・」とは思いません。

今までやってきた人たちと同じように適切に処理してくれます。
なので負い目を感じずに相談するのが一番です。

意外にも一般的な「悪い人」というのはあまりおらず、むしろいい人のほうが自己破産になる傾向が強いのです。
優しい人、責任感の強い人 こういう人は素晴らしいです。
とはいえ、いきすぎると何でも毒になってしまうんですね。
お金の問題は人には言いづらいものです。
それでも、自分一人で考えず周りの意見を聞いて冷静さを常に保つようにしてください。

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