好きな人が出来て付き合って、結婚に至る
という人は大勢いると思います。
人によったら「結婚は人生の墓場」なんて言葉の通りになってしまうこともあるかもしれません。
ただ僕は結婚してものすごくよかったと思います。
毎日幸せが最高潮を更新し続けているような状態です。
とはいえ僕だって一番最初は今のように毎日が幸せーというわけではなく、イラっとすることも多かったんです。

結婚というのは他人同士が一緒になって一つ屋根の下で暮らすわけですからいろいと問題も出てくると思います。
相手が自分自身ではない以上、自分の考えと違った部分があるのは当然です。
ですが、そこにイラっとしてしまったり・・・
そういうのが積み重なって喧嘩になったり最終的には離婚してしまったりするわけです。
そんな悲しい結末を迎えることが無いように夫婦はいつまでも円満にいたいですよね。
そんな夫婦の関係を円満にするためには、たった1つのことをするだけでいいんです。
それは
「相手に敬意を払う」
たったこれだけなんですね。
言葉にしたら、たった一言で済んでしまいます。

でも敬意を払うってどういうこと?となるでしょう。
一つ僕の場合の例を挙げましょう。
洗濯物を畳んだ後の片付け方でのお話です。
妻が洗濯物を畳んで片付けてくれたんですが、普段と違った場所にあって探すのに一手間かかりイラっとしたことがありました。
「こんなことでイライラしてはいかんいかん・・・」と考えるんですが、その考え方だと自分の感情を抑えつけているだけなんですね。
この方法だとストレスがたまるばかりでいつか爆発してしまうわけです。
そこで考え方そのものを変えるわけです。
「わざわざ畳んで片付けて頂いたのに感謝どころか僕は何をイライラしているんだ 情けない・・」と考えるように。
大事なポイントは「片付けて頂いた」というところです。
これが敬意を払うということです。
こうするとイライラなんかよりも先に感謝の念が来るようになるんですね。
すべてのことでこのように考えるとまずイラっとすることは無くなりました。
むしろ「あぁいつもすいません・・助かります」という感情と言葉しか出てこないんですね。
現に我が家では夫婦そろって相手にペコペコしてます(笑
「いつもありがとう」「わざわざごめんね」という言葉が毎日数えきれないほど出てきます。
これはお互いが相手に敬意を払って、やって頂いたことに対して常に感謝の念を持つからこそなんですね。

喧嘩の絶えないご夫婦を相手にこんなことを言っても、いきなりこんなことが実践できるわけないだろう!
と言われそうですね。
確かにそうです。
喧嘩ばっかりしている状態がお互いが好ましいならそのままでいいと思います。
ですが「これじゃ子供にも悪影響だし何とかしたい」そのように考えているのならば実践しましょう。

喧嘩ってどういう経緯で始まりますか?
いきなり「オラー!」って怒号から始まることなんてほぼ無いですよね。
小言をチクチク言われて、イライラがたまってドーン! というケースがほとんどだと思います。
なので小言のチクチクをやめましょう。
ここを敬意のこもった言葉に言い換えましょう。
「いつも返ってくるの遅いけどたまには家のこともやってよ!」
↓
「仕事大変そうだけで体は大丈夫?無理しないでね
「なんで洗い物1つもっと早くできないの!」
↓
「大変なところわざわざ洗ってくれてありがとう」
こんなふうにね。
寒気がする?
ダメダメ頑張って! そういう言い回しが大事なんです。
「北風と太陽」のお話ありますよね
北風と太陽が旅人のコートをどっちが早く脱がせられるか競争しようとなりました。
北風はビュービュー風を吹かせるけど旅人は飛ばされまいと一層コートを強く着込んでしまう。
一方、太陽がポカポカ照らすと暑くなって旅人はコートを脱いじゃいました。
このお話は実はなかなか深いです。
チクチク小言というのがまさに北風です。
こんなことを言われたらコートを着込むように心を閉ざしてしまいます。
敬意のある言葉はまさに太陽。
それによって固く閉ざされた心が開いていくのです。
まずはあなたが相手に対して敬意を払うことで相手の態度が変わり、相手も同じように敬意を払ってくれるわけです。
それを口にすればさらに相手に伝わりやすくていいですね。
結婚してからの期間が長ければ長いほど大変かもしれません。
ですが元々愛し合って結婚したのです。
なのにいがみ合い続けるなんて悲しいじゃありませんか。
まずはほんの少しの勇気をもって「感謝の言葉」伝えるところから始めてみませんか?