世の中にはいろんな病気がありますね。
ただ生活習慣病のように、よく聞く病気の原因は突き詰めたら食べ過ぎということも多いんです。
食事ってどうしてますか?
朝 昼 晩
と3回食べないといけないって思ってません?

朝遅く起きて朝食を食べて
まだお腹が空いていないのにお昼だからと昼食を食べる
そして一気に食べ過ぎたので、夕方になってもそんなにお腹が空いていないのに夕食を食べる
という生活になることもあるでしょう。
この生活で気づくのは空腹になっている状態が非常に少ないんですね。
これでは内臓が休まる時間がありません。
ずっと食べ物が胃の中にいるから消化するために働き続けています。
消化するそばから、どんどん過剰なエネルギーが追加されるから肥満の元になります。

若い時はどれだけ食べてもお腹が空く なんてことがあったかもしれません。
ですが加齢とともに代謝能力は落ちていきます。
体を動かすにあたって燃費が良くなっているんですね。
なので若い時と同じように食生活をしているとあっという間に太ってしまいます。
空腹を感じてから食べるというようにすると食べ過ぎを防ぐことが出来ます。

またドカ食いと言われるように、一気に食べるのもよくありません。
お腹が空きすぎるとどうしても炭水化物をバクバク!っと食べたくなりますが
これをすると血糖値が急激に上昇するんです。
それは血液中に余分な糖分がある状態になります。
そうすると体はインスリンを過剰に分泌するのです。
それによって糖分は脂肪に変わって貯め込まれてしまうんです。
また糖分はたんぱく質と脂質と結びついて糖化します。
この糖化というのは肌のシミやシワの原因ともなります。

ゆっくり噛んで食べることで急激に血糖値を抑えることが出来るので
食べる時には注意しましょう。
このように空腹でないのなら
無理して3食食べる必要はありません。
またそれによって空腹になった場合の食べ方にも注意です。
あくまでゆっくり食べることで肥満になりにくくなります。
肥満、糖尿病、虚血性心疾患
高血圧、脳卒中、胃がん
このあたりの病気は食べ過ぎに注意していれば防げることも多いものです。
そういったことを心がけて健康に長生きしたいものですね。