現代人は睡眠時間が短いと言われて長いですね。
日本の平均で見ると7.3時間となっています。
一見すると7.3時間って多いように見えますよね?
ですがOECD加盟国30カ国中最下位なんです。
また国の調査(平成27年国民栄養・健康調査)によると
1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は
この10年で増加しています。(平成19年28.4%→平成27年39.5%)

このことから考えると睡眠時間がどんどん短くなっていることがわかりますね。
日本人は睡眠時間の重要性を幼少の頃から学ぶ機会がありません。
それどころから「寝ずに頑張る」というのを美徳とする信じられない文化があります。
このせいで睡眠が軽視され、よく寝ているというとバカにされる傾向があるんです。
また通勤の時間が長いと睡眠時間が削られてしまうというのも原因にあります。
通勤時間に寝るから大丈夫というのを聞いたことがありますが、家でしっかりとした睡眠を取るのとでは雲泥の差です。
リモートワークが増えて少しはこの問題も解消されているようですが
いずれはまたほとんどの人が通勤する生活に戻るでしょう。
僕は毎日8時間は必ず寝るようにしています。
もちろん仕事は大変ではあります。
ですが、寝る時間を削って働いても結局頭がボーっとしたり体がダルかったりして
思うように進まなくなるんです。
それだったら「今日は仕事は〇時まで!」と決めて
その日はしっかりと寝て、翌日にまた頑張ったほうが結果的に早いんですね。

僕の8時間というのはあくまで僕にとっても最もよい時間なので個人差はあると思います。
ですがこんな症状がある人
頭がボーっとする
常に倦怠感がある
集中力が無い
そんな場合は睡眠時間が足りていません。
まずは1時間でも睡眠時間を延ばすようにしましょう。
ただ
いきなり早く寝るといってもどうしたらいいのか・・・
という人は多いと思います。
まず寝付けないことの現代人の1番の原因はブルーライトです。
電気を消して布団に入ってからスマホを触っている人、多いのではないでしょうか?
スマホから出るブルーライトには脳を覚醒させる作用があります。
部屋を暗くして体が寝る体勢に入っているのに脳は覚醒に向かってしまう。
まずこれで寝つきが悪くなります。
寝られたとしても頭と体のバランスが悪くなって熟睡が出来ないのです。
結果的に体力の回復が思うようにいかない ということになってしまうんですね。

なのでまず、寝ると決めたのならスマホは一切触らないようにしましょう。
触るのは電気がついている間だけ!
それをするだけでかなり寝つきがよくなると思います。
でも
目をつぶっているだけではなかなか寝られない・・
暇すぎて思わずスマホに手が伸びて・・・
となる人もいるでしょう。
そのいう人は我慢してください。
何ならいろいろ妄想にふけってください。
とりあえず羊を数えるだけでもいいです。
そこからいろいろと思いつくことがあるでしょうから
いろいろと妄想を広げていったら気づいたら寝てます。
これを続けていれば体が慣れて自然に眠りにつくのも早くなります。
そうなれば体もどんどん元気になってくれますよ。